性器ヘルペスになって一番困ることは?と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
多くの人は“再発を繰り返すこと”と答えるのではないでしょうか。
感情面では痛みやかゆみがあることで不快感やストレスを感じますし、日常生活では感染を防ぐために家族やパートナーに気を使ったり、性的接触を避けなければならないというわずらわしさもあります。
今回は、何が再発の原因になっているかを把握することと、再発を予防する治療法『再発抑制療法』についてご紹介します。
性器ヘルペスが再発する原因・きっかけとは?
口唇ヘルペス(単純ヘルペスウイルス1型)の再発は1年以内に約2割程度ですが、性器ヘルペス(単純ヘルペスウイルス2型)の再発は1年以内に約8割以上もの人が経験するといわれています。
再発するとき、普段は神経節におとなしく潜伏しているウイルスが、何かのきっかけで再び感染した性器周辺に戻ってきて増殖しようと暴れることで症状が起こります。
なぜ普段はおとなしくしているウイルスが再び暴れてしまうのでしょう。
それには、心身の疲労やストレスが大きく影響して再発のきっかけとなることが分かっています。
肉体的な原因
・疲労が溜まったとき
・暴飲暴食、アルコールの摂り過ぎ
・紫外線による皮膚の損傷
・性交渉による皮膚のまさつや損傷
・生理前
・性器ヘルペス以外の性感染症
精神的な原因
・長時間のストレス(不安・怒り・悲しみ・情緒不安定)
このような肉体的・精神的ストレスが度重なると、免疫力が低下して再発を繰り返すことになります。
再発頻度が高くなるとさらにストレスや不安が増え、また再発してしまうといったスパイラルに陥ってしまう方が多いのも、性器ヘルペス再発の特徴です。
性器ヘルペスの再発を抑制する治療法『再発抑制療法』
頻繁に再発を繰り返す人を対象に、抗ウイルス薬を毎日飲むことにより再発リスクを低下させる「再発抑制療法」という治療法があり、日本では2006年に健康保険の適用になっています。
健康保険適用の対象
- 性器ヘルペスの再発を年6回以上繰り返す人
- 再発時の症状が重い人
再発抑制療法の方法
- 1日1回バラシクロビル500mgを8週間から最大1年間服用
- 1年間継続した後、休薬期間を設けて経過を評価
再発抑制療法の効果
8週間から最大1年間服用することで体内のウイルスボリュームを減らす効果があります。1年間かけて体内のウイルスボリュームを3分の1程度に減らすと考えられており、ウイルスの活性もさらに抑制されます。
再発抑制療法にかかる費用
再発抑制療法にかかる費用の参考として、私が通っている婦人科医では、再診料600円程度(3か月に1回の血液検査時は1800円程度)、抗ウイルス薬30日分2500円程度でした。(初診のときはもう少しかかります)
1年間、診察と薬を合わせて1ヵ月4000円以内(血液検査時でも5000円以内)でした。
病院によって価格が結構前後するようですので、かかりつけ医に相談するときに費用も確認されたほうが良いと思います。
私は1年間で10回以上再発していたときがあり、医師にこの『再発抑制療法』をすすめられましたが、金銭的な面で厳しいこともあり受けていませんでした。
この再発抑制療法を受ける決断をしたのは1年前、結婚したい人と出会ったのがきっかけです。
初感染から十数年後の決断でしたが、1年経った今、再発抑制療法を受けて本当に良かったと思っています。
というのも、あれだけ再発を繰り返していたのが1年間まったく再発しなかったからです。
再発を繰り返すのは肉体的にも精神的にも辛いことなので、もしあなたが年6回以上再発をしているなら、医師に相談してみてはいかがでしょうか。
薬を毎日飲むことに抵抗がある…という方
再発抑制療法は毎日抗ウイルス薬を服用することで再発を予防する治療法ですが、中には抗ウイルス薬を毎日摂るということに抵抗を感じる方も少なくないと思います。
かつての私もそうでした。
費用面での問題が一番でしたが、身体にとって毎日薬を飲むことはどうなの?という不安もあり、先生に相談したところ…
- 3ヵ月に1回の血液検査で異常値が出ればすぐに中止
- 今まで数多くの症例があったが数値に異常が出た人はいない
ということで、再発抑制療法を始めました。
どうしても不安な方は、かかりつけ医にご相談されることをおすすめしますが、最近はヘルペスケアサプリという、免疫力を上げてヘルペスの再発を予防できるサプリメントも数多く販売されています。
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わたしは再発抑制療法が終わってからサプリメントを飲み続けていますが、お薬と同じくらいの再発抑制効果、再発してしまったときの治りの早さを実感しています。
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